どらごにっくないと

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【Kou・ホワイトデー】カップルディナーご予約受付中

  • 2008-06-30T15:27:27
  • 龍河流MS
【オープニング】
 それは本当にもう、突然のことだった。
「ホワイトデーは、営業するわよっ」
 レストランバーKouの店主、安村幸恵がこう断言したのだ。今年のホワイトデーは日曜日、Kouは定休日である。
 先日までは『日曜日だし、なんにもしない』と言っていたのが、リクエストでお菓子の販売は決定するし、今度は休日返上で営業だ。普通は何事かと思うだろう。
 しかし店員にして、幸恵の逢魔のユキトはなんら疑問に感じなかった。逢魔だから魔皇のわがままに寛容なのか、彼が単純に呑気者なのかは‥‥どちらともつかない。ともかくもユキトが反対しないので、これはあっさりと本決まりした。
「ちなみに、ホワイトデーのペアディナーよ」
「はぁい」
 なんだか妙にやる気の幸恵にせっつかれて、ユキトはお知らせポスターを書いている。

 その電話は、ユキトがポスターを書き上げた時に架かってきた。
「もしもし」
『あ、もしもし伊藤?』
 声を聞いて、ユキトは相手が幸恵の弟の安村幸人だと気付いた。が、途端に電話はガチャンと切れる。仕方なく受話器を置くと、また架かってきた。
『悪い悪い。ところで14日なんだけど』
 また切れた。
 すぐ架かってくる。
『すまん。14日に、うちの親父が姉さんと伊藤も呼んで、‥‥ルリアー、猫は押さえとけよ。ごめんな。親父のおごりで』
 三度切れた。
「今、猫が四匹だって言ってたっけ」
 ヤスの自宅、幸恵の実家は、猫好き家族だ。そこに猫偏愛のルリアが加わって、猫を四匹も飼っている。そのうちの一匹が、大変なやんちゃらしいとはユキトも聞いていた。おそらくやんちゃ猫が、電話をしていると悪戯しにやってくるのだろう。
 その辺の事情が分かっているユキトは、携帯電話を居間のテーブルから取り上げた。おそらくこちらに連絡があると踏んでのことだ。もちろんヤスだって、いい加減猫に邪魔されない方法を選んでいる。 結局ヤスの用件は、14日に幸恵と一緒に、その父親のおごりで食事に行こうというものだった。でも、その日は営業が決定しているから、ユキトは素直にそう返信する。
 すると今度は、携帯で連絡が入った。
『実はさー、親父が須藤さんも呼ぼうかなんて言ったんだ。あの人ともどうなってるのかわかんないけど、姉貴もさすがに親と同席はしたくないんだな』
「だって、いかにも結婚前提のお付き合いみたいだよ、それ。そういえば、一つ訊いていい?」
 先日、幸恵が須藤と出掛けていたときの話を聞いて、ユキトは非常に不思議に思っていることがあった。ちょうどいいので、ヤスに尋ねることにする。
「須藤さんはお酒に弱いみたいだけど、グレゴールも酔ったりするんだ?」
 魔皇になると酔わないのにとは、もちろん言わない。よく似た性質を持つグレゴールも、細かいところでは魔皇と違うのだろうかと、これは単純な好奇心だった。
 しかし、訊かなきゃ良かったと思うことになる。
『普通は酔わない。須藤さんは、自分はアルコールが入ったらすぐ酔うって思い込みがあるから、酔いつぶれるらしい』
 それじゃ魔皇と同じだと、ユキトは思った。互いの相似性に、ちょっと遠い目をしてみたりなんかして‥‥
 幸いなことに、ヤスはそれには気付かなかった。
『須藤さんも、自分はいいって言ってたんだけどさー。んじゃ、親にはそっちも無理だって伝えとく』
 こうして、突然の営業決定理由も判明したユキトは、仕上がったポスターを店に持っていくべく、クリアケースにしまいこんだのだった。

 ホワイトデー直前募集。ペアディナーの予約受付開始である。


【本文】
●守護の言葉  〜ラッシュと雪夜〜
 お土産に小龍包を下げて、ラルラドール・レッドリバー(a093)と山本雪夜(c568)がレストランバーKouを訪れたのは、まだ明るい時間だった。いつもは京都のバーに勤めるラッシュとその恋人の雪夜は、ホワイトデーにかこつけて横浜中華街でデートをして来たのだ。
 ちなみにラッシュは赤、雪夜は銀の、どちらも長い髪をまとめて、長衣とチャイナドレスでの来店だ。しかもラッシュはパールがかった白、雪夜はところどころに銀糸の入った緋色で、道中さぞかし人目を引いたことだろう。
 でも、きっと人目などまったく意に介さなかった二人は、洋風にセッティングされたテーブルに上機嫌だ。洋風のメニューを眺め、昼は飲茶だったから嬉しいと雪夜が無邪気に口にする。ラッシュは穏やかに頷いていた。
 早い時間で他の客もいないから、二人はそのままほのぼのとした雰囲気で食事を始めた。一日かけて中華街を堪能したようで、最近出来たテーマパークの京劇や、どこかの店の中華菓子、別の店の調理器具等々、どちらかといえば、雪夜からの話題は尽きることがない。
 料理は洋風だから、二人はナイフとフォークを使っている。よく話す雪夜のほうが、多少料理の減りが遅かった。ついでに、少々注意散漫にもなっていたようだ。
 そうはいっても、雪夜の生まれはオーストラリア。ナイフやフォークで音を立てる無作法は、やることはない。ただ料理のソースがほんの少し、頬に飛んだのに気付かなかった。
「あ、ボクの話ばっかりでごめんね。えっと、今度はラッシュさんの行きたいところに行こう。どこがいい?」
「そうだな。雪夜の生まれた国に行ってみたいが‥‥案内してくれるだろう?」
 すんなりとそう返され、更に頬のソースを伸ばした指で拭われた雪夜は、茹でた海老のように真赤になった。しばらくして、こっくりと大きく頷いてから‥‥首から下げていたペンダントを取った。華やかなチャイナドレスを買う前から、今日は身に付けていたものだ。シルバーのネームタグの様なトップがついたシンプルなデザインで、チャイナドレスでも違和感なく着けていられたのだが。
「ずっとずっと、幸運の風が貴方に届きますように」
 テーブル越しでは雪夜の手は届かないから、彼女は立ち上がってラッシュの後ろに回り込んできた。彼の首にペンダントを着ける。
 ラッシュが銀板を見ると、小さなガーネットと花の刻印がある。裏には彼の名前と血液型。残念ながら、刻印がブローディアという花だとはラッシュには分からなかった。
 なにより、それを考えるよりも早く‥‥
「先を越されたな‥‥これも今のも大切にするから」
 ラッシュが薄く口紅の移った唇をペンダントトップに寄せると、雪夜はその場にへたり込みそうになった。
 もちろん、ラッシュが支えてあげている。

●お誕生日の定番料理 〜出帆とせあら〜
「人が悩んでるのに、どうして、二人ともっ」
 逢魔二人がかりで、着替えから新入園の園児のように世話を焼かれた水城せあら(h155)は、水島出帆(i868)との待ち合わせ場所のメモ片手に、家から放り出されていた。今更愚痴をこぼしてみるが、逢魔の耳には入らない。
 それが分かっているからではないが、せあらは待ち合わせ場所に向かった。本日の彼女のお召し物は、若草色のアンサンブルにオフホワイトのスカートだ。季節の変わり目ゆえに多少厚地だが、春らしい装いである。
 他人の手でお洒落させられた彼女を迎えるのは、極々普通の服を着た出帆だった。
「いづっちゃん、どうしたの? 新しいきれいな服着てるなんて」
「‥‥きれいなって、いつも汚れてるみたいじゃないか。古着好きと不精は違うんだ」
 日頃色褪せしたジーンズ姿などが多い『友人以上』の姿に、せあらは『このカッコで良かったかも』と逢魔達に感謝した。対して出帆は『いつものカッコでなくて良かった』と胸をなで下ろしている。
 それからようやく、出帆のエスコートで二人はKouに到着した。テーブルセッティングは白を基調にパステルカラーでリボンを飾り、花が小さくまとめられて生けてある。
「ケーキみたいね、これ」
 せあらがテーブルを前に目をぱちくとりさせたところで、突然本物のケーキが出てきた。かわいいサイズのケーキに、小さなロウソクが二本。目の前で出帆がマッチを擦って火を灯しても、せあらには意味が分からない。
「誕生日だろ。だからバースデーケーキ」
 とにかく二十歳のお祝いをするのだと、非常に乗り気の出帆を前に、せあらはもう一度ケーキとテーブルを眺めた。そのつもりで見れば、テーブルもプレゼントの箱みたいに飾ってあるし、ナイフやフォークも藤の籠に布で包まれて入っている。ケーキにはロウソクだ。
「そうかぁ、誕生日だったんだ、あたし」
「明後日じゃないか。うんとお祝いするぞ」
 その直前まで、せあらが部屋に独りこもって悩んでいたことを知っているはずの出帆だったが、そのことにはまるで触れなかった。せあらの誕生日のお祝いと、バレンタインデーのお返しだと繰り返す。
「あ、ロウソク吹き消すのはお約束だから」
 逢魔から自分のことを聞いていて、でも何も聞かずに満面の笑みで『お祝い』と言ってくれる出帆を見ているうちに、せあらは落ち込んでいたのがバカらしくなる。独りでいたって、なにもいいことは考えつかなかった。
「おいしいもの取り揃えてもらったんだ。誕生日って言ってあるから、期待していいぞ」
 せあらがケーキのロウソクを吹き消すと、まるで自分が料理を作ったかのように言う出帆がグラスに赤ワインを注いだ。やはり元気よく、乾杯とグラスを上げる。
 つられて乾杯したせあらのワインは、なぜだか妙にしょっぱい味がした‥‥

●悩みの種は芽吹いて? 〜健二と操〜
 この日の三組目、山崎健二(d139)は予約時間より少し早めの模範的な到着だった。けれども水神操(b295)は健二が早く来た時間と同じだけ、予約時間より遅くなっている。
 その二十分ほどを落ち着かない様子でいた健二は、ようやく到着した操の姿に目を疑った。実家は神社、職場も同じの操は、常日頃から立ち居振る舞いの綺麗な女性だ。『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』の典型だと、密かに思っているくらいだ。
 こんなことを他人に漏らせば、何を言われるか分かったものではない。それと実際の彼女は、現代的な顔付きの美少女だった。仕事柄は、古風な言い回しも似合うのだけれど。
 ともかくも、そんな操が全力疾走後で頬を紅潮させ、羽織ったジャケットの肩が半分落ちそうになり、髪を結んだリボンが傾いているなんてことは、健二のこれまでの意識ではありえないことだった。
「ご、ゴメンなさいっ‥‥」
 荒い息をついて、乱れた前髪を直しながら頭を下げた操が、色々言い訳をしなかったので、健二は潔い態度だと思った。恋する者の欲目で、単純に相手が息切れでしゃべれないとは思いもしない。操も寛容なところを見せた健二に、はにかんだような笑顔を向けた。
「そうだ。今日は魚料理にしてもらったから」
 食事の前に身だしなみを整え直した操と、健二は十五分遅れでディナーを始めた。この心遣いに、滅多に洋風ディナーなど食べに出ない操も、ようやく緊張が解けてくる。遅刻はするし、慣れないナイフとフォークだし、知らない店だしで、彼女にしては緊張気味だったのだ。それにしても憎らしいのは、出掛けに掛かってきた仕事の電話である。
 あとは、曲がりなりにも恋人同士である。クリスマスに健二が贈った指輪は、ちゃんと操の左薬指に納まり、未成年ながらワインを頼んで、雰囲気は十二分に盛り上がっていた。
 それを健二が切り出したのは、デザートの皿も空になった頃合だった。食後に紅茶を楽しんでいた操が、改まって名前を呼ばれて、首を傾げつつ視線を上げる。
「神帝軍との戦いが終わって、平穏が訪れたら‥‥結婚しよう」
 もちろんこれは、健二にすれば一世一代の告白だった。単純に好きだと言うより、よほど心臓に負担が掛かる。けれども。
「ティアのことはどうするの?」
 自分の逢魔にして、『私も健二さんとラブラブなことしたぁい』と主張する少女の名前を出され、健二は言葉に詰まった。ようやく『なんとかする』と言ったときには、伝票は操の手の中だ。
 誘っておきながら会計を操に済まされてしまった健二は、なんとかさきほどの失態を取り返そうと思案を巡らせたが‥‥
「また‥‥つれてきてくれる?」
 結局、操の言葉に無器用に頷くことしか、出来ずじまいだった。

●思い出の贈り物 〜クライズと観雪〜
 クライズ・アルハード(h973)と瀬崎観雪(d330)のディナーには、事前に幾つかの注文があった。料理の味付けは『辛くない、酸っぱくない、苦くない』もので、『甘いものがたくさん』だ。これのおかげで、一時『全品デザート』案が浮上したらしい。
 もう一つの注文は、『フォークのみで食べられる』だった。これには箸が登場している。
「お箸‥‥なんだか、いつものお食事みたいですわね。でも確かに万能かしら」
 まったく『いつもの』服装ではない観雪は、和紙の箸袋から塗り箸を取り出して呟いた。その仕種だけなら普通だが、彼女の外出前はまるで違っていたのだ。
 陽気に合わせて薄めの長袖だが、色は黒のブラウス、地模様の入ったやはり黒のスカートは所々に織り込まれた金糸が綺羅綺羅しい。これが似合わなかったら大変だが、小さくうなじのあたりで纏めた髪を飾る紅いリボンとちょうどよく調和していた。
 これだけの服装を選ぶのに、彼女が要した時間は‥‥おそらくクライズには予想もできまい。ただ彼も観雪の気合いの入った外見に、いつも通りの服装で来た自分を反省はしていた。それも、かなり。
 とはいえ、慣れた服でないとぺたりと垂れ下がってしまう左袖をベルトに挟んで動き回ることは出来ないし、そもそもディナーを楽しむどころではないだろう。そう思っている彼も、『いつも通り』の黒の上下だ。かなりカジュアルな服ではあるが、色合いは観雪と悪くない感じにしゃれていた。
 観雪は『ちょっといろいろ考えすぎたかしら』、クライズは『かなりかまわなすぎたかも』と、それぞれに反省はしていたが、端からは単純に黒が好きなカップルに見える。
 そうして、その黒が好きなカップルは、洋風ディナーを箸で攻略しながら、あれこれと楽しげに語り合っていた。一部、どう聞いても騙っているとしか言えない、少々ふざけた内容もある。
 特に、真顔で『ウサ耳巫女さんの是非』を話題にしたクライズは、店員から不審人物に見られていた。恋人にそんな話題を出していいのかとも思われている。
 この時の観雪の心中は、当人だけの秘密だ。
 そんなディナーの最後には‥‥
「こんなのも、出てくるんだ」
「私が頼みましたもの」
 大きな丸みがかったグラスになみなみとジュースが入って、縁にはぐるりとフルーツやアイスが飾られ、もちろんストローは二本。あまりにいかにもな飲み物にクライズは多少驚いたのだが‥‥結局は甘いものの誘惑に素直に従うことにした。
 それで結局、様々に話題は提供してくれたが、ちっとも恋心を打ち明けてくれるでも、手を握ってくるでも、更にこの後のことを何か言うでもない彼に、観雪がどう思ったかは‥‥やはり彼女だけの秘密だった。

●お誕生日のその前に 〜幽と澪〜
 京都でホワイトデーパーティーに参加してから、仇野幽(a284)は横浜に舞い戻っていた。連れがいるが、まずは店主の安村幸恵(z077)に挨拶だ。
「幸恵〜、お土産はないわ。ごめん」
「ひどい。あたし達の間に愛はないのねっ」
 店員のユキト(z078)はいつものことと聞き流したが、幽の連れの夜霧澪(d021)は両目を糸のように細めた。しかし、その程度で驚いていては、本来幽の相手は勤まらない。
「あ、メニューは電話で頼んだのにしてくれた? あたしはとりあえず一升瓶」
 ぐい呑みは一つだけ確保した幽の隣、カウンターの隅に座らせられた澪は、目の前に出てきた盆の料理にこめかみを掻いた。
 梅がゆ、ふろふき大根、かぼちゃの煮物、鞠麩の吸い物に青菜のお浸し。和食というには非常に偏った、料理数々である。これを、『あんたは病み上がりなんだからっ』と新幹線で連発してくれた幽のいたわりと取るか、それともいたぶりと取るかで、感想は違う。
 ちなみに澪は、それを考える前に別のことに注意を奪われた。今まで気付かなかったのも不覚だが、幽のしている指輪にだ。
「仇野、その指輪は‥‥」
「もらいもんよ。あ、食べなさいよね。あんたの誕生日祝いなんだから」
 言われて初めて、自分の誕生日がもうすぐだと思い出した澪だったが‥‥それより大事なのは、自分が妹の様に思っている人から貰ったのと同じ指輪を、幽がしていることだった。
 思わずチェーンで首にさげていたそれを取り出して、しげしげと眺めたが‥‥幽はその様子を見ても、表情を変えなかった。『食え』と料理を、再度指す。
「にぶちん。冷めたら美味しくないでしょ」
 色々聞きたいことがあると思いつつ、彼女の性格を知る澪は、一応食事を始めた。幽もふろふき大根は貰って、肴にしている。
 しばらくは、当たり障りのない会話が続いていた。幽が澪のためにホットワインを頼んでくれる場面もあったが、アルコールは全部煮飛ばずとの注文は‥‥ほとんど嫌がらせ。
 でも気付かなかった澪は、ようやくあることを思い出して、綺麗な包みを幽に差し出した。いかにもホワイトデーのプレゼントといった趣きだが‥‥『いつか渡そうと思っていた』との言葉は、なかなかに意味深だ。
「まあ、澪もちょっとは世間が分かってきたのね‥‥って、何よ、これは」
 やたら重い包みからごろんと出てきた、黒光りする違法物品とその弾。珍しく笑顔で幽の反応を待っている澪の襟を掴んだのは、幸恵だった。
「んもう、澪ったら。おばかさんねぇ」
「あんた、今後一カ月は出入り禁止よ!」
 ユキトが慌てて開けたドアから外に突き飛ばされ、澪はしばし呆然とその場に立ち尽くしていた‥‥そして店内では。
「馬鹿な子ほど、可愛いって言うじゃない」
 幽が、箸の付けられていない料理を強奪しながら、のほほんとのたまっている。


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この小説は株式会社テラネッツが運営する『WT03アクスディア 〜神魔戦記〜/流伝の泉』で作成されたものです。
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