どらごにっくないと

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かかってきなさい〜アンデレからの挑戦〜

  • 2008-08-11T01:04:23
  • 桜紫苑MS
【オープニング】
「‥‥凄い」
 ぽつりと、逢魔のうえいとれすが呟いた。
 彼女の傍らで、ファンタズマの少女も息を呑む。
「さすがは‥‥プリンシパリティと言うべきか」
 つぅとこめかみを伝う冷たい汗を拭い、うえいとれす‥‥イレーネは掠れた笑いを漏らした。ツインテールのファンタズマ、セシルが神妙な顔で頷きを返す。
「いつもはあんなですけれど、やる時はやる方だったのですね」
 彼女達の視線の先には2人の男がいた。
 1人は椅子に腰掛けて静かに茶を啜り、もう1人は床に崩れ落ちている。
「奴を止められる者はいないのか」
 イレーネの呟きが聞こえたのか、慈愛に満ちた笑みを浮かべ、男は口を開いた。
「私は、逃げも隠れもしませんよ。誰の挑戦でも受けますよ」
 勝ち誇るでなく穏やかに、しかし、その言葉の端々からは揺るぎない自信が読み取れる。
「くっ!」
 唇を噛み、拳を握り締めるイレーネに背を向け、セシルは指を組んだ。
「というわけなんですぅ、魔皇様。どうかアンデレ様を倒し、町内にらめっこ大会の優勝賞品、白玉ぜんざい付きコーヒー券3ヶ月分を守って下さいぃぃ!」
「葵のやつめ! ぜんざいとセットで3ヶ月以内に使い切る事なんて条件つけるから、こんな敵を呼び込む事になるんだ!」
 毎日ぜんざいはきついだろうから、期間途中でリタイアするに違いない。
 そんな店主の浅はかな策略に憤ってみても後の祭りだ。
「ふふふ、白玉ぜんざいは私が責任を持って完食して差し上げますよ」
 余裕の笑みを浮かべた権天使を止められる勇者は果たして存在するのか。
 逢魔とファンタズマの少女達の祈りは、果たして誰に届くのだろうか。
 町内にらめっこ大会の開催は、数日後に迫っていたーーー。


【本文】
●夏の風情
 真っ青な空にもくもく白い雲が浮かんでた。
 ああ、夏の空だ。
 じりじり照りつける太陽に、熱せられたアスファルトからゆらり陽炎が立ち、フル稼働の室外ファンからは生温い風が吐き出される。うるさく鳴き続ける蝉の声と、テレビから聞こえる応援歌。
 ああ、夏だ。
 今頃、海では家族連れが楽しそうにスイカを割り、水着のお姉ちゃん達が波と戯れているのだろう。
 山ではキャンプを楽しむ親子がカレーを作り、川のせせらぎに涼を感じているかもしれない。
 なのに、とジャンガリアン・公星の逢魔、鳳は遠くを見つめた。
「なんで、にらめっこ大会なん?」
 炎天下、しかも商店街の広場でなんて、やる気とか気合いとか、そういったものが根こそぎ汗と一緒に流れ出してしまいそうだ。
「こんなんやったら、杏ちゃんや美穂ちゃん誘うんやったなぁ‥‥」
 美人の応援があれば、ちょっとはテンションもあがるかもしれないのに。
 ぶつぶつ文句を並べたてながら鳳は、とぼとぼと歩き出した。

●不戦敗?
「じじさまー」
 てけてけと駆けて来る少女の姿に、アンデレは相好を崩した。
「じじさまー」
「真樹さんではありませんか」
 久しぶりの対面である。
 一生懸命に駆けて来る少女に、アンデレは腰を落とし、両手を広げてその小さな体が飛び込んで来るのを待った。
「‥‥?」
 が、いつまで経っても、広げた手は空のまま。少女も彼の視界から消えている。
「はて?」
 怪訝そうなアンデレを尻目に、一言の言葉もなく歩み寄った青年が地面へと手を伸ばす。落とした鉛筆でも拾うかのような仕草で、彼が拾い上げたものは、トリニティカレッジの制服を身に纏った彼の魔皇、佐嶋真樹であった。
「うにぃ‥‥」
 アンデレまであと一歩の所で躓いて転んだ少女は、膨れっ面で「じじさま」を見上げた。
「じじさまのいぢわるぅ」
 涙目の抗議を、彼女の逢魔、思兼はぴしゃりと切り捨てる。
「転んだのは誰?」
「‥‥まき‥‥」
 唇を尖らせながら答えた少女を抱き上げて、アンデレはいい子いい子と彼女の頭を撫でた。
「真樹さんはお利口さんですね」
「うん! まき、おりこうさんなの。ねえ、じじさま、まき、にらめっこもとくいだよー!」
「おや、そうですか。では、心強い味方が出来ましたね」
「うん!」
「じじさま」の言葉に、真樹は力一杯頷いた。
 どうやら彼の魔皇は、あっさりと敵に取り込まれてしまったらしい。額を押さえた思兼は、しかしすぐに顔を上げた。
「まあ、いいか」

●無垢は強し
「‥‥こりゃ参ったね」
 対戦者と対面した山田ヨネは、天を仰いだ。
 戦略も立て、完膚無きまでにアンデレを叩きのめし、代わりに白玉ぜんざい付きコーヒー券を使い切ってやろうと意気込んでいたヨネだったのだが、些かの計算違いが生じたようだ。
「えーと、嬢ちゃん?」
「うに?」
 頬を真っ赤にした真樹が視線を動かす。どこか怒ったような表情は、彼女が既に臨戦態勢に入っている事を示している。
「嬢ちゃんが、アタシのお相手なのかい? アンデレの爺じゃなくて?」
「うに。まき、じじさまのおてつだいなの」
 あーともうーともつかない唸り声をあげて、ヨネは頭を抱えた。
 こんな小さな子を相手に本気で挑むのは大人げない。
 けれど、白玉ぜんざいが‥‥いや、受けた依頼は完遂せねばならない。
「ここは心を鬼にするしかないのかねぇ」
 ちらりと窺い見ると、息を継いだ弾みで表情が緩んだ真樹に思兼が話しかけている。
「いいかい。大きく息を吸って。はい、そこで止める。頑張っておいで」
「ちょ、ちょっと待ちなっっっ!!!」
 ぷぅと膨れた真樹のほっぺに、ヨネは顎を落としかけた。
「というわけですから、早めにお願いします」
 あんぐりと口を開けたヨネが、やがてがくりと肩を落とす。
「分かった。もういい。ぜんざいは諦めるよ」
 力無く呟かれたのは、ヨネの敗北宣言だ。
「ヨネさんは真樹さんに負けちゃいましたねぇ」
「‥‥ヨネ様は、女子供にはお優しい方ですから」
 隣のテーブルで勝負の成り行きを見まもっていたヨネの逢魔マーリは、自分の前に立ったアンデレを真っ直ぐに見つめて言い切る。麗しき主従愛である。
「‥‥この場合、女子供にお嫁さんは含まれないのでしょうかねぇ」
「何かおっしゃいましたか?」
 静かに睨まれて、アンデレはすごすごと席につく。
 マーリの対戦相手は、アンデレらしい。
「では、お手柔らかに」
 軽く頭を下げたマーリは無表情だ。
 しばらく、互いに表情を消した睨み合いが続く。時間だけが経過していく対戦に、周囲の人々も固唾を呑んで勝負の行方を見守った。
 膠着状態を終わらせ、先に仕掛けたのはアンデレだった。咳払いをし、息を吸い込んだ所で、無機質な機械音が響き渡る。
「? 何ですか?」
 がたんと椅子を引き、マーリは立ち上がった。
「娘のお迎えの時間になりました。これにて失礼致します」
 丁寧に一礼して去って行くマーリに、アンデレも観客達も呆気に取られて目を瞬かせるばかりだ。
「しっかり親の務めを果たしといで」
 見送るヨネの激励が、静まり返った広場に明るく響き渡っていた‥‥。

●無垢なる笑み
「‥‥今のところ、アンデレ様優勢です」
「うん。でも、勝負は何が起こるか分からないもんね。最後までちゃんと見ていよ!」
 こくんと頷く逢魔マイの手を取って、ミティ・グリンは次の勝負が行われるテーブルへと駆け寄った。まだ、見物人もまばらである。
「一番前、ゲットだよぅ!」
 嬉しそうな声を上げてマイを振り返ったミティは、次の瞬間、何かにぶつかり、弾き飛ばされた。
「おお、申し訳ない」
 勢いで後ろに倒れ込んだミティへと手を差し出したのは、身長2mはあろうかという巨漢だ。
「怪我はござらぬか?」
「う、うん。大丈夫だよ。‥‥あっ! 一番前が」
 出会い頭の事故で手間取っている間に見物人達が集まり、テーブルの周囲が埋め尽くされていく。これでは、身長の低いミティ達は試合を見る事が出来ない。
「折角、アンデレさんの試合見ようと思ってたのに」
「アンデレ殿? アンデレ殿のテーブルは隣でござる。こちらは拙者と‥‥」
 言い淀み、巨漢は大仰な溜息をついた。
「真樹殿の試合でござる。‥‥正直、勝つ気がしないでござるが」
 成り行きでアンデレサイドに回ってしまった真樹は、大方の予想に反して快進撃を続けている。アンデレが相手であれば、爪が手の皮膚を破ろうとも表情を崩すまいと誓っていたのだが。
 巨漢は、再び深い溜息をついた。
「アンデレ殿は、我が主、御神楽永遠殿と対戦される。‥‥お主らも、主の応援、よろしく頼むでござる」
 ミティとマイの2人を軽々と担いで、巨漢は既に集まっている人混みを掻き分けると、テーブルの隣に置かれたベビーカーの側へと彼女らの体を降ろした。
「姫」
 ベビーカーの赤ん坊をあやしていた女性が、その声にゆっくりと振り返る。彼女が、御神楽永遠という彼の主なのだろう。
「天舞」
「こちらのお二方も応援して下さるそうでござる。頑張って下され」
「まあ。‥‥ありがとうございます。よろしくお願い致しますね」
 微笑まれて、ミティは思わず頬を赤らめて俯いた。
「えっと、あの、その‥‥」
「‥‥頑張って下さい。打倒アンデレ様です」
 もじもじしている魔皇に代わり、マイが永遠を激励する。零す笑みも、何気ない仕草もたおやかだ。なかなかやる‥‥と、マイは心密かに思った。
「相手はあのアンデレ様ですから‥‥。でも、頑張りますわ」
「永遠さん」
 その声に、彼女らを取り巻く人混みが割れた。
「アンデレ様」
 つと立ち上がり、永遠は上体を傾ける。洗練されたお辞儀に、周囲から感嘆の声が漏れた。
「ご無沙汰を致しております」
「こちらこそ。‥‥貴女がこの大会に参加されるとは思っておりませんでしたよ」
 表面上、和やかに話は進む。だが、既に戦いは始まっていたのだ。
「以前は、あまり表情を変えないと言われておりましたから」
「なるほど。しかし、手加減はしませんよ」
「望む所ですわ」
 静かに、それでいて苛烈に、彼らの闘気がぶつかり合った。
 尋常ならざる闘気のぶつかり合いは、何も知らぬ一般人でさえも気迫に飲まれて動けなくなる程だ。
「それでは、始めましょうか」
 その言葉が開始の合図。
 2人の戦いは、午後のお茶会のようにのんびりと始まった。
 女性相手という事もあるのだろう。アンデレは奇抜な戦法を用いず、ただ悟りを開いた聖者のような面持ちで永遠を見つめているだけだ。対する永遠も、アンデレの眼差しを真正面から受け止め、一歩も退く事がない。
「あまり表情を変えないというのは本当のようですね。ちょっと意外でした」
 永遠は、小さく首を傾げた。
「‥‥意外ですか?」
「ええ。意外でした。‥‥おや? ああ、ほら、ご覧なさい」
 穏やかな声に促されて、永遠は視線を巡らせた。アンデの視線の先は、ベビーカーの上でご機嫌な永遠の娘であった。
「笑っていますよ、楽しそうに」
「はい。この子には風で木の葉が揺れる様も楽しいみたいで‥‥」
 愛しそうに我が子を見つめた永遠が、はたと動きを止める。そっと伸ばした指先が頬に届く前に、審判の無情なホイッスルが響き渡った。
「勝者、アンデレ〜」
 やっぱり。
 よろ、とよろめきながら席を立った永遠に、ベビーカーの中からきゃっきゃと笑いながら小さな手が伸ばされる。その無垢な笑顔に、目を見開いた後、永遠は微苦笑を浮かべた。

●内なる敵
「さて、次の相手は貴方ですか」
 女性陣を相手に、ここまで勝利を収めてきたアンデレの次の対戦相手は夜霧澪。これまで通りにいかないのは、彼を見る澪の冷たく研ぎ澄まされた眼差しを見れば一目瞭然だ。
「やれやれ、そう簡単には勝たせて貰えないようですね」
「当然だ」
 リアンから呼び出されて来てみれば、いつの間にか自分がエントリーされている。
 しかも、勝負は「にらめっこ」。
 澪の機嫌は降下線を辿る一方だ。
「俺は根っからの狩人だ‥‥。アンデレ、個人的な恨みはないが、ここで決着をつけさせて貰う!」
「はあ」
 びしりと宣告する澪に、アンデレはぽりと頬を掻いた。
「恨みはない‥‥ですか。かつて、敵対していたとしても?」
「個人的には、と言っただろう」
 腕組みをし、澪は不機嫌そうにアンデレを睨め付ける。神帝軍と魔皇、過去に様々な因縁が無かったと言えば嘘になる。しかし、アンデレに対する個人的な恨みはない。
「‥‥この間、ドラ焼きと引き替えに、京都での貴方の情報をこっそり小百合さんリークしたんですが‥‥」
 不意を突かれ、澪は咳き込んだ。
「あと、みつ豆と引き替えに、貴方が購入された平安フィルのチケットと同じ公演のチケットを手に入れられるよう手配しましたし、それから、先日、貴方が家出したと大騒ぎになった時には、ブルーベリー大福で裏から手を‥‥」
「も、もういい!」
 激しく咳き込みながら、澪は手を振って延々と続きそうなアンデレの告白を止めた。
 幾多の死地をくぐり抜け、ちょっとやそっとの事では動じない‥‥と自負していた彼も、さすがに自分の逢魔とプリンシパリティの癒着っぷりには衝撃を受けたようだ。
ーしかも、なんだ? その情報料の安さは!
 二重の衝撃の後には、ふつふつとした怒りが沸き上がって来る。
 その一因となった逢魔の姿を探して周囲を見回し、彼は硬直した。
 目から視覚神経を通って脳に到達した情報を無かった事にしようとする無意識の自己防衛と、事実は事実として機械的に処理する脳機能とが衝突し、瞬間的に身体機能が停止した‥‥のかもしれない。
「い、一反木綿!?」
「はい?」
 聞き返して来るアンデレを振り返った澪は、再度硬直した。
 アンデレの顔が、有り得ない程に崩れている。
 不意を突かれ、思いがけず己との戦いを強いられた後の一瞬の隙をつかれて、澪は思わず吹き出してしまった。
「しまっ‥‥!」
「はい、そこまで!」
 勝負は、非情なものであった。
「小百合ちゃん」
 真っ白に燃え尽き、頽れる澪を無感動に見ながら、リアンは傍らで白い布を振って澪を応援していた小百合に尋ねた。
「その白い布が意味する所を聞いてもいいかな」
「え? これですか?」
 細長い白布は、ただの布。
 それをぶんぶん振り回していた小百合は、はにかんだように頬を染めて俯いた。
「これは、その‥‥澪さんに精一杯応援したくて」
「白い布で?」
 布の端を手繰り寄せると、もじもじしながら口を開く。
「えっと、その‥‥これは、『澪さんガンバレ』って書いて横断幕にするつもりだったんですけど、ちょっと間に合わなくて‥‥」
 それで、無地の白布を振り回していたのか。
 肩を竦めて、リアンはちらりと幼馴染みを一瞥し、
「修行が足りないな」
 あっさりと切り捨てたのであった。

●最終決戦
 参加するつもりはなかったのですがと、リアンは目の前に座るプリンシパリティに苦笑してみせた。
 人身御供だった澪が精神攻撃を前に呆気なく敗退してしまい、すっかり予定が狂ってしまった。
「ですが、そうも言ってられない雰囲気ですから」
 リアンの背後には、殺気の籠もったオーラを発するイレーネとセシル、そして、そもそもの原因を作った店主、葵の姿がある。先ほどから彼女達の無言の圧力が、リアンの肩にのし掛かり、鋭い視線がずぶずぶと背に突き刺さっている。
「参加する以上は負けませんから」
「そう言って敗れていった人のなんと多いことか‥‥」
 自分が最後の砦である事を、リアンは理解していた。
 真樹に負けたヨネと天舞。
 アンデレに敗れた永遠とマーリ、そして澪。
 もう後がない。
 テーブルの上に置いていたメガネケースからメガネを取り出すと、リアンはそれをかけた。この上なく真剣な瞳が、彼の勝負にかける意気込みを物語っているようだ。
「‥‥ホンマは仕込んでるんやけどな」
 レンズの部分に細工を施し、アンデレの顔を直接見なくて済むリアン特製の眼鏡だ。しかし、鳳の独り言は誰の耳にも届く事はない。
「いきます」
「来なさい」
 最後の戦いの幕が、今、切って落とされた。
「‥‥リアンが勝てば、俺達の勝ちか」
 満身創痍の澪が呟きを漏らした。
 彼自身が敗れてしまった今、もはや友に全てを託すしかない。
 隣の席へと腰を下ろした澪を横目に見て、思兼は鉛筆を走らせる手を止めた。
「そういえば」
 雑誌を閉じて、思兼はふと思いついたかのように切り出す。
「愛皇以外が優勝しても、その人物が白玉ぜんざいを食べ尽くす人物だったら、この依頼、意味がないのでは?」
「‥‥白玉ぜんざい? 何だ、それは」
 その言葉の中に気になる単語を聞き取って、澪は眉を寄せた。
 しかし、よく考えてみれば、この会場内のそこかしこで囁かれていたような気もする。
「何だ‥‥って、このにらめっこ大会の賞品ですよ。優勝者には白玉ぜんざい付きコーヒー券3ヶ月分。‥‥ご存じなかったんですか?」
 思兼の答えを聞くと同時に、澪は懐から取り出した愛用の銃の安全装置を外した。
「や‥‥夜霧さん? 何をするつもりですか、夜霧さん? もしもーし?」
 思兼の制止も聞こえぬように、澪は戦いまっ只中のテーブルへと向かい、そして‥‥。
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この小説は株式会社テラネッツが運営する『神魔創世記 アクスディアEXceed/セイクリッドカウボーイ』で作成されたものです。
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